東京芸術劇場シアターウエストで、トムプロジェクトのお芝居「芸人と兵隊」を観ました。
昨年に、戦時慰問の歌手のお芝居を。そして今回は、早坂隆氏の著作・戦時演芸慰問団「わらわし隊」の記録をもとにしたお芝居。
戦地にいる兵隊さんに対して、どのような話をするのがいいのか。その葛藤も描かれています。
特に現代では、とても演じることが難しい内容ですが、柴田理恵さんにベテラン・村井國夫さんがお見事に。
後半の村井さん演ずる、桂銀作の、何のために芸人をしているのか、というところ。
「・・・目の前のお客様に笑っていただけることが、嬉しい。・・・」
なんだか、自分の仕事にも通じるものがあって・・・もしかしたら、多くの人に通じるかも。
仕事はそのためにあるのかも、と。