モーツァルトの後は再び、東京国際フォーラムへ。
最近は、普段は聴かないような音楽を選ぶことが。
ちょうど、地下のインターネットラジオ・OTTAVAのブースではオンエア中。
ゲストは・・・、和太鼓の林英哲氏。
今回は、林英哲氏の和太鼓とシモーネ・ルビノ氏のパーカッションの共演。
最初は、和太鼓独奏で、一番太鼓と三つ舞。
次に、パーカッションの独奏。
クセナキスのルボンBは、聴いているうちに、なんだか言葉を聴いているような錯覚に。
さて最後は、共演。ステージは和太鼓とティンパニ。
曲は、交響的変容 第3部「ビートリズムの変容」から 鼓動(水野修孝)。
曲の中のカデンツァの部分のようです。
和太鼓はそのものの音ですが、ティンパニは音階がある分、普段とは違う楽器に思えてきます。
日本では、和太鼓というと、「祭り」という印象が強すぎて、なかなか切り離して考えられないのですが、海外では純粋に打楽器として受け入れられて、いつも公演は大盛況とか。
和と洋。半世紀近く太鼓を打つ林氏に、親子ほどの年の差のシモーネ氏。なかなか機会のない共演に感動です。