今日は天気予報どおり午後に雨が降りました。
湿気のせいか、あまり雨が降った割には涼しい感じはしませんでしたが、やはりほっとします。
積乱雲が遠くに見えてきても、最近は昔のように必ず夕立という事はなくなりました。
以前に職人さんと話をしている中で、最近は雨水をどんどん川に流すから夕立もなくなったという話を聞きましたが、確かに市街地ではほとんどの地表がアスファルト化されたので地表があまり水分を含まなくなって、太陽に照りつけられても上昇気流も乾いた空気だけになったのが、夕立がなくなってきたのかも知れません。
ただ、周囲に田んぼがある地域でも似た状況ですから、それだけが理由ではないのでしょうか?
気象予報士の制度が出来た頃、テレビに出ていたお天気キャスターの講演に行った時のこと。最後の質疑応答の時に、年配の人が「最近夕立がなくなったように思うが何故か?」と質問したら、「そうですか?」とあえて笑ってごまかして質問に答えなかったのですが、意味はあるのでしょうか?(あとで質問者は怒ってましたが)
日本ではあまり感じられないのは無理もないのですが、世界ではどんどん水不足が深刻化しているようです。隣国が日本の山林などの土地を買い占めているとの話を聞きますが、これは水資源を押さえるという意味だそうです。
そして世界的にこのように水資源に投機資金が集まっているとも聞きます。石油に食糧、そして水ですか。このままでは恐ろしいことになりそうです。