今年は、オーケストラを聴く代わりに、春に「こうもり」と、秋には「オネーギン」とオペラにしてみました。(天井近くの席とはいってもね・・。)
まだ1年も先と思っていたら、いつも間にか・・・。
マリインスキー・オペラ「エフゲニー・オネーギン」ワレリー・ゲルギエフ芸術総監督・指揮。
できるだけ原作に近い若いキャストが選ばれています。
レンスキーのアリアには、ひときわ喝采が。
普段はオネーギンというと、第3幕の冒頭の舞踏会の音楽ですが、あらためて全曲を聴くと、もの悲しい旋律が特徴で、同時期に作曲された交響曲第4番に通じる部分があります。
タチヤーナの手紙を書くシーンの音楽がひときわ印象深く、オーボエの旋律に対して、フルート、クラリネット、ホルンが短く応えるところが、何を表しているのか?など。
というわけで、楽しみにしていた日も、ついに。今年も、もう終わりかな?