ロシアの老人は、暗い動乱の時代に家族をなくした悲しみ。そして自分が味った収容所時代の記憶。
思い出の家族は、音楽とともにある。
現在、子どもたちに音楽を教えている、南アフリカの教師も、差別を受けた記憶と、差別から救った恩人も音楽が繋いでいます。
南アフリカでもう一人。
楽しそうにスティールドラムを叩く、ソウェトの10代の少女。嫌なことも音楽があれば忘れると言います。
彼女の住む地域の現実。
10代の女性は、毎日レイプの恐怖の中、生活せざるを得ない・・・。
映画の話は、ここまで。
さて、世界の現実から、今の私たちは無縁なのか、また無縁でいられるのか、甚だ疑問・・・。