元旦にDさんと顔を合わせた時に、この演奏会の事を話したら少々驚いてました。
実は私は3年ぶりに聴いて、3回め。
Dさんからは質問が。「初めてでなくても感動がありますか?」
やはり、全部聴いて、ベートーヴェンが最後に到達した世界に、あらためて感動しますね。
第1番の冒頭から意表をつくような始まりですが、第3番では突然、最高峰に登頂してしまって、第5番はすでに宇宙に到達したような。
ところで、あらためてステージ上の打楽器を見ると、第9番でようやく大太鼓にシンバルとトライアングルがセットされましたが、それまではティンパニだけ。なんとシンプルな編成で、あれだけの交響曲、と思います。
まあ、実際には普通の演奏会とは違った雰囲気を感じるところがいいのです。
皆さん長丁場をそれぞれに楽しんでいるといった感じです。
指揮者に演奏者の方々は、そんなどころじゃないですね。