今回のコンサートでは、多くのロシア民謡を聴きました。
ロシア民謡はとても身近な音楽だったのだ、ということを改めて感じました。
子供の頃から聞く機会が多かったということなのでしょうか。独特の哀愁を感じるのはなぜなのかなと。
現在では、昔よりも、ロシアがずっと近い存在になっていますね。考えてみると数奇な間柄です。
さて、アンコールは聖歌「長生きの歌」。
一度聞いたら忘れられない、男性の低音からすこしずつ音が上昇していく独特な旋律。
なんだか日本の感覚で言えば、お祓いでもしてもらったかのような不思議な感覚?
それでは、あとは同伴者の感想を・・・。
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低音の魅力に圧倒されて、美しい歌声の空間は、さながら、宇宙にでもいるかのような無限の広がりを感じてしまいました。
ロシア民謡のなぜだか懐かしい調べに、うっとりし、はたまた、ソブラノの歌声は、なるだけ全身で響きを感じて恍惚となるような、今までにない体験でした。
素晴らしい、とても感激したコンサートでした。
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来年早々のワガノワ・バレエ・アカデミーのくるみ割り人形が楽しみです。