今年の全日本吹奏楽コンクールの全国大会の会場が、普門館から名古屋国際会議場センチュリーホールに急遽変更になったようですね。
何しろ「吹奏楽の甲子園」と呼ばれている普門館ですから、全国大会に向けて取り組んでいる方々には、大変残念なことです。
耐震強度不足が調査によって判明し、使用を中止することになったのだそうですが、今後、この建物をどうするかは、現段階では決まっていないようです。
新しい施設だった川崎のミューザが、あの状況でしたので安全を第一にという判断はやむをえないと思います。
ところでこの普門館、1977年と79年にカラヤンがベルリン・フィルを率いて演奏したというのは今回はじめて知りました。
5千人近い収容能力と、駐車場の規模が、吹奏楽の全国大会には必須だったようで、確かに、県大会の会場でも楽器の搬入・搬出はスケジュールが分単位で決まっていて、車両は途中で別の場所に待機する必要がありますから、結構大変なのです。
早くめどがたって、皆さんがあの黒光りする舞台に立てるといいですね。