迷路のような行列で春日部市民文化会館のホールへ。
第10回越谷北高等学校吹奏楽部定期演奏会。
冒頭は「高度な技術への指標」(河辺公一).目まぐるしく曲調が変わる、華やかで楽しい曲です。私のひとつ先輩の時代の課題曲の名曲ですね。
第一部最後の、ラプソディ・イン・ブルー(G.ガーシュイン)は、ゲストの田尻桂氏のピアノで。
冒頭のクラリネットのお見事なグリッサンドで引きつけます。
第二部はゲストのトランペット奏者の原進氏との「トワイライト・イン・アッパー・ウェスト」(和泉宏隆)から。
生徒さんの指揮による、「小さな世界」(R.シャーマン)、「GUTS!」(SAKRA)と、楽しい演出。
そして、ウェストサイド・ストーリー(L.バーンスタイン)。
純粋に音楽だけでドラマチックな世界を作り上げているという印象です。
1年生主体の「もののけ姫セレクション」(久石譲)でも、おどろおどろしいシーンなど、とても表現力が豊かです。
アンコールは、少人数で歌い始めて合唱になる、「民衆のうた」、OB・OGも加わっての「シング・シング・シング」。