昨日のコンサート。
第1部が終わり、休憩に入ったところで、隣の専務が、私の母方の実家の「お寺を想い出した。」と言いました。
今回は大人の男性のみの編成。無伴奏で、ひとつの旋律がユニゾンで響きます。
なるほど、あのお寺のお坊さんは、とても声がよく、朗々とお経を読み上げていますが、確かに似ているところがある。
実は、今回のミラノ大聖堂聖歌隊の公演では、なんと、真言宗青教連法親会とのコラボレーション公演「グレゴリオ聖歌&真言宗声明」もあったのです。
名古屋や京都での公演での様子を伺うと、双方に通じるものがあり、大変な反響だったようです。
解説によれば、声明は「低く裾野が広がる響き」、聖歌は「頭上に舞い上がり、また舞い降りてくるよう」と。
残念なことに、東京ではなく地方のみ(明後日から週末までは九州の公演)なので、聴くことは出来ませんでした。
実際、どんなだったんでしょう。
不思議というか、面白いものですね。