川越市立美術館のアートホール。
彫刻家の金沢健一氏の作品展示
「Vibratile Shape 2014 振動という現象」
今日はイベントとしてパフォーマンスが行われました。
会場に入ると、エリック・サティの音楽。
間隔をおいて、丸い鉄板のテーブルの上に、金属の細い棒、たまご型の石だったり、帽子、が置かれていきます。
そのたびに、流れている音楽の一つ一つの音によって、響きが変わり、小さくドラを叩いているような音だったり、場合によっては一瞬笛の音と思われるような共鳴音が響きます。
その後は、床の上にバネを介して置かれた、形の様々の鉄板。
白い砂をふりかけて、ピアノ線を挿したスーパーボールで、鉄板の一部を擦ると、室内中に不思議な音が響き渡り、たちまち白い砂が一定の模様を描く。
この現象は、200年ほど前に発見された「クラドニ図形」。
この不思議な音が響いている間の鉄板は、びっくりするぐらいビリビリ振動しているのです。
実際の振動の波形が生き物の様に表現される様は、体験しないと分からない、驚きの時間です。
皆さまも体験下さい!
「Vibratile Shape 2014 振動という現象」
川越市立美術館2Fアートホール
主催 金沢健一 川越市立美術館
~11月24日(月)まで 観覧無料
イベント・パフォーマンス「振動というできごと」
11月23日(日)、24日(月・祝)各日14時~15時