私が生まれた時には、すでに祖父は他界していましたので、どんな人だったかは話でしか知りません。
ただ、小さい時から祖母や父が聞かせてくれる話しは、笑い話的な話ばかりでした。
祖母が横着して今日はお風呂は休みと言ったら「そんな風呂なら要らないだろ」と薪割りで風呂ごと壊してしまったとか。その後、風呂が新しくなり「俺のお陰で新しい風呂に入れるんだぞ」と言ったとか。
たいていこの種の話ばかり繰り返し聞かされてきました。
どちらかというと、祖母も先代も亡くなり、たまたま他の人と話している時に新たに祖父のことを聞いたという事が多かったのです。