約47年前の私です。
一緒に写っているのは当時の社員の人。
この人は運転免許を取得する前から在籍した人です。つまり助手として入社した人で、その後に免許をとってから運転するようになりました。
この助手という役割が、現在の常識ではわからないと思います。
昔はエンジンの始動ひとつにしても手間がかかり、荷物の積卸しが、今のようにフォークリフトなどはない時代ですから、助手という立場は必須だったのです。
それに運転手の立場からすれば、安全確認の役割もになっていますから、横に乗っていて居眠りでもしようものなら、わざとブレーキを踏まれて起こされたりという話もよく聞きました。
トラックは当然ボンネット型。おそらくバスのほうが先に今のスタイルになっていったのではないでしょうか。
この写真自体は、今回たまたま出てきたものですが、私にはなじみのある写真です。
元教師で文章好きな先代の父が、このころ早くも社内報を出していて、表紙になった写真なのです。