外出はできるだけしないようにと、言われても、今日は下北沢・本多劇場へ。
トム・プロジェクトの舞台「案山子」
終戦間近のある小さい村。情報も入らないなかで、翻弄される人たち。
滑稽な、木と紙でつくったハリボテの戦車にも、笑うには複雑すぎる・・・。
戦争の悲劇を背負わされるのは常に庶民・・。作り手の思いが、涙とユーモアで伝わります。
終演後、主演の近藤正臣さんから挨拶。この天気の中、せいぜい10人位だろうと思っていたのですが、こんなに大勢の人に来てもろうて・・と涙ぐみながら。
あとで聞きましたが、観客の一人ひとりと握手をしようと考えたいたらしいです。ファン思いの役者さんですね。