昔から協同組合という形がありますが、もちろん輸送業界にもさまざまな組合があります。
先代の時代に地域での協同組合の立ち上げがあったのですが、なかなか理想通りにはいかず、私が入社した頃にはすでにその組合からは離れていたようです。
代わりに現在では貨物斡旋を目的にした組合に加盟しており、燃料の共同購入などでも利用しています。
この協同組合というのはアメリカにはないそうです。代わりに中小の輸送会社は独自にネットワークを組んで補完しあっているようです。
インターネットの普及に伴い、輸送業界でもだいたい十年位前より様々なネットワークが立ち上がってますが、当初は仲々思うようには広がらなかったように思います。業界特有の様々な問題を抱え、幅広い賛同が得られずに当初の目的を達成できなかったケースもありました。
今はネットワークを組む選択肢は広がりましたが、これからは益々、輸送のレベル、会社の姿勢も問われる時代になります。積極的にレベルアップのための新しい取り組みをとりいれていきたいと思います。