昨晩、NHK・BSプレミアムで「菜の花ラインに乗りかえて」が放映されました。1回完結のドラマです。
千葉のいすみ鉄道を舞台にして撮影されています。
主人公が女性(主演は吹石一恵さん)になったりしていますが、地元の冒頭のシーンでいきなりオレンジ色のオート三輪が出てきたのには、「それから来るか?」と思わずニンマリしてしまいます。
鉄道の運転士になるための資格を得るための具体的な試験内容は、実は鉄道ファンでも、あまり知らないのでは。
自動車の免許とはさすがに違います。学科はとりあえず勉強していけば、合格しそうな気もしますが、実技のほうはかなり・・。
ドラマでは、異常時の対応が正しく出来ているかの厳しい試験のシーンが。
決められた手順というだけでなく、その場の状況に応じて的確な判断がされているか、刻々と状況が示された都度に、行うべき動作を試されていて、かなり意地悪な試験のようです。
実際に、家族を説得して、それまでの仕事を辞め、応募して訓練生になったものの、試験に2回も落ちて、もうあきらめようかと思っていたところを、奥さんからの「人の命を預るのに、2回や3回で諦めるのはおかしい」という言葉で思いとどまったエピソードも盛り込まれていましたね。
ドラマの終盤、梅宮さんが演じる少々謎めいた年配男性が、片方の謎解きで、イギリスの保存鉄道の事に触れています。
これは野望?夢?それとも各地の地方鉄道へのメッセージ?