春に引き続き、今日は汐留・ベヒシュタイン・サロンにてアルス東京主催の四季彩コンサートが開催されました。
演奏は画家のワシリー・カンディンスキーの家系のピアニスト、モスクワ生まれのミハイル・カンディンスキー氏。
カンディンスキー氏が季節も考慮に入れたプログラムは、ショパン、リスト、ドビュッシー、リムスキーコルサコフ、チャイコフスキー、そして高く評価されているラフマニノフ。
ややゆっくりとしたテンポに、やわらかいタッチで、ひとつずつ色を置いていくような印象の演奏。
すぐ近くのピアノから、残響が消えるまで音の空間を満喫できる贅沢さ。貴重な時間を過ごせました。
アンコールでのプレリュードは、またそれまでとは違った情熱あふれる演奏でした。