先日のプロ野球の硬式ボールの仕様について話題になった際、騒ぎとは別に、あの独特の種類によって匂いも違う白い皮のボールの事ばかり思い浮かべていました。
普通の人にとっては、せいぜい身近なのはサインボール位でしょうか。実際の中身がどういう構造なのか知っている人は多いんでしょうか?
もうひとつ思い出したのは、あるラジオ中継での印象的な一場面。王選手現役時代、おそらく9回大詰め、追い込まれた時に、ふと審判に向かってボールを交換してくれと注文をつけたのです。投手はカミソリシュートの平松。
そして新しいボールで平松が投げた初球を、ライトスタンドに叩き込んだのでした。
試合後、平松選手は、あんなところでボール交換を要求するなんて、さすが王さんだ!と悔しがったそうです。
投手としては、ほんの少々でも手に馴染んだものかどうかが影響するのか、それともリズムを乱されたというようなものなのか、どちらにしてもあのような場面ではとてもデリケートなものなのでしょうね。
野球の話題になったのは、そろそろ高校野球が始まるからです。野球応援というと、応援団の楽器を運ぶ事も。私どもも出番です。