思いがけず、5月場所の始まったばかりの相撲部屋でちゃんこをいただく機会がありました。
私はまったく初めてで、たまたま甥が相撲が好きと聞き、一緒に。
甥は緊張していましたが、私はそれに輪をかけて、緊張しまくりでした。
何しろ、一番相撲を熱中して見ていた頃の横綱が、親方として目の前で食事しているのですからね。
緊張したというのは、そればかりでなく、全体の雰囲気。
あとで、今回お誘いいただいた、後援会の方に、いろいろ貴重なお話しいただきましたが、その中でとても印象に残った事。
和やかに食事をしている親方ですが、雑談の中にも、そもそも勝負師を極めた人は、常人とは見えてるものが違うのだということ。
そして、若い力士さんも、立場によって雲泥の待遇。怪我一つで、たちまち立場を失ってしまう世界に、あのように若くしているということ。
とても愛嬌よく一緒に記念写真をとってくれた若い力士さん。その笑顔とは裏腹に深遠なる凄みを感じたのでした。