昨日の四季彩コンサート2013春の第2部は、荒川洋さんのフルート演奏です。
荒川氏はフルート奏者としてだけでなく、コンチェルトも含め80曲以上も作曲されているのです。
最初は初期の作品、「四季のスケッチ」より「プランタン(春)」
次は林光氏作曲、「裸の島」
そして昨年、日本丸に乗って小笠原への航海中に、海と空の青、そして船と雲の白だけしか見えない光景に感動して船中で作曲し、その船上で今日のピアノ演奏のうえだよう氏を慌てさせながらも、そのままその場で船上のお客様に披露したとのエピソードが紹介され2曲。
「小笠原組曲」より「母島、またはデッキから見た夕日のために」「父島より~海原をこえて~」
最後はドップラー・「ハンガリー田園幻想曲」
洋さんの曲はとても色彩感に富んでいて、いい曲ばかりです。そのフルートの音色を、小さいホールならではの臨場感でじっくり聴けました。
今日は知子さんが普段作っているともちゃんクッキーを食べながら、なんともいいコンサートだったなと反芻中。奥さんの代わりに一緒に聴いた母は、こういったやさしい時間って必要なのね、と。話をきいていた奥さんは、聴けなかったことが残念そう、、、、、、、。
人とつながる・世界とつながる・・・アルス東京さんのコンセプト。本当だったな。