何かの拍子にある音楽が浮かんでくることがありますね。
テレビのCMで一瞬流れる音楽が好きな曲だったりすると、そこからしばらく頭の中で音がなっていたり。
先日、昔に演奏したポンセ・デ・レオンの事を書いたので、とかくこの曲も繰り返し出てきてしまいます。
私にとっては、そのような時は物事はかどるのでいい状態なのです。
ただ、たまに困ることがあります。
それは深夜遅めに寝るときなどに、ある交響曲を思い出してしまうこと。
この曲が頭の中で流れてしまうと、なかなか寝付けなくなってしまうのです。
さんざん昔に繰り返し聞いていた曲。その先、その先に進んでいってしまって、かなり深刻な曲。
それがショスタコーヴィッチの交響曲第5番。
名前を冠する交響曲は多いのですが、この曲に関しては、以前はかならず「革命」と呼ばれたものですが、だんだん、作曲者の意図などが知られるようになってきてからは、どうも様子が違ってきました。
またその演奏を聴く機会が近づいてきたので、また浮かんでくるかなと思っていましたが、このところ寝る頃にはそうした余裕のない状況なので多分大丈夫でしょう。