プロ野球は昔から巨人、十数年前から阪神、そして3年前から西鉄ファンの私ですが。
関東の西鉄、いや西武球団が西鉄時代の伝説の名投手・稲尾の背番号24を永久欠番にするとのニュースがありました。
なぜ、今なのか。それままだよくわかりません。
そしてなぜ私が西鉄ファンなのか。
それはこの本を読めばわかります。昭和レトロの真骨頂 岡田潔著「我が心の博多、そして西鉄ライオンズ」
3年前、トムプロジェクト・プロデュースの舞台「エル・スール」というお芝居を見たのがきっかけです。
小さい頃は当然野球好き。友人とも連日野球をし、家では当然テレビ、中継が終わってしまうとラジオで聴き続けました。一人でも常に投球練習(中学以降は文科系ですが)。
でも埼玉育ちでは当時、甲子園や平和台というのはとてつもなく遠いところでした。熱中した野球盤でも、スコアボードに入れるチームの札では、なかなか西鉄や東映の出番はなし。
この本を読んで、知らない世界(野球ですよ)への憧れと、自分の記憶とが混然としながら想いは尽きません。
映画化の構想もあるとか。楽しみです。