昨日は協会主催のセミナーに専務が参加して、岸博幸氏の講演を聞いてきました。
丁度タイムリーに日銀総裁の人事のことにも触れて、ずいぶんとコアな内容も。
とても印象深かった話が2つ。
岸氏はエイベックスの役員にも就任しているとかで、音楽業界の話にもなったようですが、物流業界よりも景気が悪いと言われている音楽業界のなかで、AKB48は音楽業界のイノベーションの大成功例としていたこと。
日本人はイノベーションとは技術革新の事と捉えているけれども、岸氏の言うイノベーションとは「創意工夫」という事であり、あらゆる会社にとりいれられることであると強調していたとの事です。
もうひとつ、アメリカのハリケーン(実際には日本の台風並みのようですが)の際の対応を見て、いかに日本人の「現場力」がすごいかという事。
東北の震災の際には、現場の人達がとても優れていて、復旧にいちはやく動き始めたのはその人達だっということを例にあげての話だったそうです。
そこで、一言日本経済の最大の強みは、「現場力」と断言されていたとの事。
創意工夫・現場力・・。うーん。近くてまだ見えない。わが社にとってのイノベーション。