今日、客先の構内から道路に出て、まっすぐ前方の交差点。
数十メートル先ですが、道路に出た時点で青信号。
その交差点を右折してバイパスへ入るのですが、対向車も左折で同じ方向へウィンカーを点滅させている。当然対向車が曲がるのを待ってと思った瞬間、対向車が急ブレーキで停止したと同時に、なぜか左から右へ、早くもなく遅くもなく、一定速度で悠然と横切る車両が。
一瞬目を疑う光景で、私よりも、さらにすぐ近くすれすれを横切られた対向車の運転者も、相当な驚きの表情。
後ろから見るともみじマークが貼られた軽自動車。
しばらく同じ方向を走りながら、いつしか右折の合図をして右車線へ。いずれにしてもなんともフラフラした動き。脇をとおりすぎた時に見えたのは相当高齢の女性でした。
すれ違うときにあまりに高齢の人が運転しているのを見ると一瞬大丈夫かなと思う時もありますが、今日のようなケースは当然衝突事故が発生寸前。
市街地ではなく、郊外。その車が右折していった先は、延々と田んぼが続く県道でバス路線はないところ。車がなければ誰かの世話になるしかないのかも知れません。
今日のニュースで千葉県のいすみ鉄道が、3月1日から、免許証を返上した65歳以上の方を対象に料金が半額になる運賃割引制度を始めるとありました。他の地域の鉄道やバスなどもすでに導入しているところもあります。特に地方では都市部に比べて料金が割高なことが多いですから、利用者にとっては助かりますね。
やはり公共交通機関は大事です。もともと無かったり、廃止してしまったような地域はより問題が深刻です。