ALWAYS 三丁目の夕日’64がテレビで放映されていました。
昭和レトロの懐かしさと、人情味のあるシーンでなかなか好きなのですが、この作品はCGを使用した当時の情景の再現に力が入って、鉄道好きにも筋書きとは別に関心が湧くものです。
実は私は見ていないのですが 続・三丁目の夕日(2作目)のあるシーンの撮影方法が凝っていました。
小雪さんが演じるヒロミが大阪に旅立つシーン。新幹線が開業前の設定ですから、そのまえの「こだま」型の特急電車に乗ることになります。
これをどう撮影するかは結構見ものです。今の車両ではマニアはすぐ見破ります。
このシーンは実際の風景、実際の車両、すこし大きめの模型を動かしたシーンを組み合わせて合成したとのことです。
実際の車両とは、全国で2両だけ保存されている、当時のこまだ型の1両が車両メーカーで保存されているものを使用して撮影しています(もう一両とは鉄道博物館にある「とき」)。ホームに見立てた仮設の台に小雪さんが乗って車両に乗り込む撮影が行われましたが、映画ではその台が当時の東京駅のホームに変身していました。
鉄道好きというか部分的マニアから見ても、このシーンだけでここまでこだわる?というくらい本格的なものだったのです。
と、ここまでは正気の人には全く関心のない話でしたね。
ところが、そこまでこだわるのに、あれれ?というところがあったのです。
※画像 作者 Rsa GFDLライセンス公開
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:JNR151KODAMA.jpg