唐突ですが、私は中学生時代は、規則で坊主頭でした。
床屋さんで最初は5分刈り、その後は3分刈りです。まわりが全員一緒で(もちろん男子だけ)、行動範囲も当時は狭いもんですから特に気になりません。
でも都心の雑踏に行った時に少々恥ずかしいと思ったこともあったかもしれません。
三年生の時ですが、吹奏楽部の顧問が突然、「さて今度の関東大会は気合をいれて男は5厘にするか」と言ったのです。
でも当時は本当に気合入ってましたので、生徒側も「おう!」という感じ。次々に「おっ、やってきたな」という感じでホントの坊主頭になりました。
私も床屋さんで「5厘にお願いします」というと、床屋さんの人は少々驚いた感じで、いつもと様子が違います。
そのうちに心配そうに小声で、「何かあったの?」と耳元で聞いて来ました。当時は(今もですが)、相手が理解したかどうかはあまり感心がなかったので、「関東大会に出るので5厘にすることになった」とだけ答えましたが、考えてみると相手は理解不能だったかも。
はじめての5厘刈り。さすがにバリカンのやり方が違います。角を押し当てるようにゴリゴリとこするように刈っていきました。
そして家に帰り、玄関から家族のいる食卓へ、扉を開けた所で先に進みません。あれ?なんだこれは?扉の上から垂らしてあるのれんと頭がすごい摩擦で通過できないのです。さすが5厘。
あれ?
今日の題名と全然話題が・・・。すみません。
マルガリータは、悲運の女性(恋人)から生まれたと言われているテキーラベースのカクテルでしたね。
おわり。