昨年3月のオープン時に訪れた、なら歴史芸術文化村へ再訪。
ホールで開催された、文化財防火セミナーに参加。
1月26日は「文化財防火デー」だそうで、これは法隆寺金堂(五重塔ではないです)が、1949年に焼損したということと、1月・2月が最も火災が多く発生することから、選定されたと。
東大寺技監の田中泉氏は、「文化財建造物の耐震対策について」というテーマで、現在進められている工事を解説。
奈良県広域消防組合消防本部・文化財防災監の西出龍一氏からは、「奈良県広域消防組合の文化財防火の取り組みについて」と、具体的な取り組みを解説。
パリのノートルダム寺院や、沖縄の首里城の火災を経緯として、定められた、文化財搬出計画の解説。
いざというときの手順など、聴いている側も、本当に住民側の協力なしには護れないという、かなりの緊張感のあるお話。
さて最後は、華厳宗管長・第224世東大寺別当の橋村公英師が登壇。
舞台のスクリーンの、青い背景に書かれたお経の画像に、「あっ・・」(続く)