久々に運輸支局へ。
手続きの順番を待っている間に、ふと壁面のポスターを・・・
いくつか並んでいる中で、大型車の車輪脱落にたいする啓発の内容が目に付きます。
この件、結構以前から話題になっていますが、件数は増え続けている。
うちの会社では大型車は保有がないので、あくまで参考として確認する形なのですが。
たとえば講師の方などが、遠慮がちに、因果関係が裏付けられてはいないものの・・・と示唆するがのが、約10年前から、タイヤを締めるナットが、それまでのJIS規格から、新ISOへの変更。
輸出に対応したもので、JISとは違って、右タイヤも左タイヤも、同じ方向に締める形になったこと。
確かに、昔に、初めて乗用車のタイヤ交換を習ったときに、タイヤの場合は右も左も、タイヤの回転で緩まない方向に締めるのだと。
で、今の大型車のISOのナットは、左側の場合は、それと逆。で、左側タイヤの脱落が9割以上だと。
ただし、車の構造や、道路の構造(傾斜)からして、左側にどうしても負担が来るので、もちろんナットだけが原因ではない、ということで。
輸出に対応、標準規格・・・皮肉なものです。