さいたま市の川合運輸株式会社です

道路の危険

久々に運輸支局へ。

手続きの順番を待っている間に、ふと壁面のポスターを・・・

いくつか並んでいる中で、大型車の車輪脱落にたいする啓発の内容が目に付きます。

この件、結構以前から話題になっていますが、件数は増え続けている。

うちの会社では大型車は保有がないので、あくまで参考として確認する形なのですが。

たとえば講師の方などが、遠慮がちに、因果関係が裏付けられてはいないものの・・・と示唆するがのが、約10年前から、タイヤを締めるナットが、それまでのJIS規格から、新ISOへの変更。

輸出に対応したもので、JISとは違って、右タイヤも左タイヤも、同じ方向に締める形になったこと。

確かに、昔に、初めて乗用車のタイヤ交換を習ったときに、タイヤの場合は右も左も、タイヤの回転で緩まない方向に締めるのだと。

で、今の大型車のISOのナットは、左側の場合は、それと逆。で、左側タイヤの脱落が9割以上だと。

ただし、車の構造や、道路の構造(傾斜)からして、左側にどうしても負担が来るので、もちろんナットだけが原因ではない、ということで。

輸出に対応、標準規格・・・皮肉なものです。

川合運輸株式会社HP

About 川合 修

さいたま市・川合運輸株式会社の川合修です。昭和10年創業の運送会社を受け継いではやそろそろ30年近くになります。企業のお客様だけでなく個人・団体のお客様からのご依頼が多いのも当社の特徴です。わかりやすく丁寧にご説明する一助になればと思います。

Comments are closed.