上越新幹線が停電のために止まったというニュースを見ました。
ところで大雪で上越新幹線が止まったという話は殆ど聞きませんね。元々の豪雪地帯ですから、その辺は融雪スプリンクラーなどの設備は相当なものらしいのです。
おそらくはその設備のランニングコストも膨大だとは思いますが、昭和30年代の雪による列車の遅れの最長記録をもつ上越線。新幹線ができる前の昭和50年代も度重なる冬期の車両故障で、国鉄の予定外に新車両が増備されたり、雪に対する挑戦はすごいですね。かの島秀雄氏は上越新幹線を「聚楽第」と呼んでいたとか。
最近、上越新幹線と在来線の接続駅のひとつの駅の建設費が、今回の東京駅の復元工事と同費用だったと聞いたのですが、うーん、それは・・。
でもこのところの天候は、ただ単に積雪が多いとかという問題を超えた気象状況が発生しています。
北海道での停電は、即、命にも関わる問題ですね。首都圏でも地方とはまた違った状況の想定が必要になります。代替えのエネルギーが解決しない状況下では、電力不足も停電への引き金になるかも知れません。