昨晩開催された、モスクワアカデミー合唱団によるクリスマスコンサート。場所は東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂でした。
東京カテドラルって?と思いましたが、司教さんが着座する椅子をギリシャ語でカテドラと呼び、東京教区の司教座がある教会という意味だそうです。
以前から椿山荘の真向かいの場所に関口教会があるのは知っていましたが、入るのは初めてです。
椅子にすわると、すぐ足元に木の板が見えます。ここはお祈りのための台なので。荷物を載せたり、足をかけたりしてしては駄目とアナウンス。
正面の赤い背景の着座椅子がひときわ目を引きます。
ソプラノソロを含む、2部のプログラム。すばらしい時間でした。
オルガンはリューボフ・ベンジックさん、トランペットは現在日本を拠点に活動いているアレクセイ・トカレフさん。
指揮はアレクセイ・ペトロフさん。ヴィクトル・ポポフ氏に師事、コンクールでの優勝をはじめ、幅広い活躍をされている若手指揮者です。
合唱の指揮とあって、器楽とはまた違う、繊細で魔法の手のような動きがとても印象的でした。