今日も昨日に引き続き協会のセミナー。でも参加者は私ではなく、マネージャーと専務。
しかもテーマは「原価意識向上のための基礎セミナー」。
どちらかというと実務レベルの人たちに、まずは基礎的な内容から理解してもらうというセミナーなのです。
今日はばたばたしていたので、いろいろ詳しい話は聞けませんでしたが、だいぶ参考になったようです。今回のようなテーマで、しかも大変実践的な内容ののセミナーの開催は協会でも初めてのこと。最近のトラック協会の取り組みは、とても意気込みが感じられますね。
少し話しをしている中で、なるほどと思ったのは、マネージャーの感想。原価計算の考え方・方法がそれまでの自分の認識と全く違ったという話。
マネージャーも専務も以前の仕事は、輸送とは全く違う業界。小売業などで言う仕入にあたる項目はほとんどありません。その辺、私のようにこの業界ばかりですと当たり前なのですが、外から見ると特殊なのですね。専務も最近、たとえば経営指針に関する勉強の場でも、講師の人が輸送業界の原価について詳しくないと、話が通じない時もあると言ってました。
御存知の通り、輸送業界は人件費率が非常に高く、一般の人件費とは概念が違います。そして商品とも言える輸送サービスそのものが、在庫が効かないもの。今日の空きを明日には持ち越せないという点では、ホテル業にも通じるものがあります。
二人共、朝から別々に忙しく動いて、午後から合流し、電卓持参必須のかなりハードなセミナーは結構きつかったかな?