子供時代の事は、すでに大昔。
最近、あることを考えるごとに、ひとつのシーンが思い出される。
当時は、道路も貧弱。今では当たり前にあるような、歩道つきの広々した道路も少ない。
畑の中の、狭い砂利道。自転車で走っていると、後ろからダンプカーが唸りを上げて近づいてくる。
恐れをなして、端に避けるが、そこには畑の境界に有刺鉄線が(昔は多かった)・・・
少し前を行く姉が後ろを振り返り、「大丈夫か!?」と叫ぶが、すでに転倒して、足は怪我して血がタラーリ・・・
そして遠ざかるダンプを恨めしそうに見つめる・・・
で、当時はこんな状況は普通。
だからダンプが嫌いなだけでなく、車は怖いものというイメージが強い。
社会問題化して久しいけれど、認識は時代とともに変化する・・・