狛江市のエコルマホールで、クラヴィコードの演奏を聴きました。
ホールのステージは、奥にクラヴィコードが置かれて、その周囲を椅子が囲んで、その椅子が客席、という配置。
奏者の佐伯恵美さんは、手に持った弦楽器を奏でながら登場。これは、サルテリーという、チェンバロの原型ともいわれる楽器。
次は、モノコルドという、実に印象深い形の楽器。
そして、いよいよクラヴィコードの演奏。
想像よりも音量は一段小さいのです。
前半は、シェイクスピアの劇中の音楽などを。
後半は、ハイドン、モーツァルト、バッハに。
モーツァルトが8歳の時に作曲した、「ロンドンの音楽帳」に驚き。なぜ、こんな陰影のあるメロディが?
13世紀から18世紀までの音楽をクラヴィコードで、しかも一曲ごとに、楽器や曲についての解説もあって、実に贅沢すぎる時間でした。