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2016年10月18日Daily Archives

オネーギン オペラと小説

ロバートキナの映画を見て、タチヤーナの話が出てきたことを以前に触れました。

個人だけの幸せではないものを守った女性を理想とする、という言葉。

ただ、オペラのあらすじだけでは、少々ぴんとこない。

それでは、ということで、韻文訳の本を。

ところが、最初のうちどうも読みにくくて、面白くない。それで時間もなくてそのまま。

それでついにオペラを観る前日が、予定が変わって時間が取れたので一気に。

決闘のシーンからがとても面白くなります。

それで、最後のシーンは、オペラの第三幕では、表されていない部分。

タチヤーナが、いかに本心を心の奥に閉じ込めてきたかが、切々と語られていて、強烈に胸に迫ってきます。

これは文学の力?。

というわけで、少しは、ロパートキナの言葉を理解できたような気分、かな。

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