春以降、いろいろスケジュールの関係もあって、なかなか演奏会に行けずに。
ときどき車でFMを聴いていて、どうしても交響曲を聴きたくなってきましたが、そのなかでもチャイコフスキー5番とあって、昨日は西新井のギャラクシティ西新井文化ホールへ。
足立シティオーケストラの定期演奏会は満席。またまた列に並んで入場です。
前半は、サン=サーンス 交響詩「死の舞踏」、そして、クーセヴィツキー コントラバス協奏曲 嬰ヘ短調。
クーセヴィツキーは指揮者として知られていますが、もとはコントラバス奏者だったのですね。
で、コントラバスとは言っても、聴いていてチェロかと思うような音。それでいて低い音はまさしくコントラバスなので、少々意外です。この楽器の魅力がいかんなく発揮されています。
後半は、チャイコフスキーの交響曲第5番ホ短調。
冒頭だけでも、間合いのとりかたで、随分と印象が違ってくるものです。
注目の第2楽章は、2回目の宿命のテーマで、まさに驚天動地といった世界に。
演奏後の場内からは、ブラヴォーとは別に、「よくやった!」とすごい声がでていましたが、その気持ちもわかる、驚きと感動の演奏でした。