音楽でも演劇でも、たくさんのチラシ。
あまり見ていないようで、実は軽くチェックしながら・・・何枚か手元に残すことが多い。そのまま忘れてしまって後で後悔ということも、たまにはあります。
先日は、その中に映画の案内。「ロイヤル・コンセルトヘボウオーケストラがやって来る」。
というわけで、昨日は渋谷のユーロスペースへ。
最初こそ、ワールドツアーへの出発の機材の準備の様子や、指揮のマリス・ヤンソンス氏のリハーサルの様子もありますが、中心は、ツアーで出会う、ごく普通の生活を送っている人に焦点があたっています。
その人にとっての音楽の意義とは、という内容になっています。
奥さんと天井の装飾を見上げながら、ホールにやってくる男性。職業は、ブエノスアイレスのタクシー運転手。
その男性が語る、その人にとっての音楽は、心を満たし、孤独を癒やすもの。
男性の話の中に出てくる、「品」という言葉がとても印象的です。