先週のオーチャードホールでの東京フィルの定期演奏会は、当初井上道義氏の予定でしたが、療養のため、尾高忠明氏へ変更。
井上氏の復帰が最初の予定よりも、少々延期になったために、指揮者が変更になったことは案内で知っていましたが、曲目も変更に。
曲目はリャードフの交響詩「魔法にかけられた湖」、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番(ピアノ・清水和音)、ラフマニノフの交響曲第2番。
交響詩は、短い曲で、同じ調子のまま終わるのですが、不思議な感じの曲です。
ロシアの曲は、優しく美しいですね。
当初の予定の曲は、ロシアでもショスタコーヴィチのレニングラードでした。
終演後、耳が痛いほどの拍手が続きましたが、最後に尾高氏は、井上道義さんが復帰したら、当初の曲で行いますので、どうぞ、とのメッセージで締めくくりでした。