ガソリンの値上げの話題で、ふと「あれっ。そういえば、ある程度の値段を超えると、何か税金分を下げるっていう話はなかったけ?」。
と、思う人がどれくらいいるでしょうか?
実は4年前に、3ヶ月のガソリン平均価格が160円を超える場合に、特例税率を停止するという仕組みが作られたのです。これがトリガー条項と言われるもの。
ただ、その後、その価格を超えることはないままに、東日本大震災が起きたため、復興財源に充てる関係で、その適用を停止するとなったのです。
ちなみに、ガソリンは本則税率28.7円に特例税率25.1円が上乗せされているので、この25.1円分やすくなる、はず、だったわけです。
軽油は本則税率が15円のところ、暫定的に17.1円上乗せされて32.1円の軽油引取税がかかっているので、この17.1円分なのです。
仕事上では、やはり軽油の方が気になるわけですが・・。
この措置は発動されずにこのまま、となりそうです。