さいたま市の川合運輸株式会社です

2014年3月18日Daily Archives

煉瓦の町の名残

「深谷」と聞くと、ある絵画を思い出します。

以前、警備会社の営業担当の人と打ち合わせをしていた時のこと。私よりずっと年上の人でしたが、部屋に飾られていた絵を見て、「絵画に興味があるのですか?」

それは、以前にお世話になったお客様が趣味で書いていたのを頂戴したのです、と答えると、展覧会のパンフレットを渡されました。

その人も趣味で油絵を描いているというので、よかったら見に来て下さい、となりました。

その絵がとても印象深い絵で、薄暗い、ランプか電球の下で、大柄な男の人がお酒を飲んでいる画。

絵画展の後、再び打ち合わせの時に、その方と話をしたところ、もともと、その人の親御さんが深谷で煉瓦工場を経営されていたのだとか。その職人さんが、一日の仕事を終えてくつろいでいる風景だったのです。

今とは違って、昔は仕事内容が力仕事ともなれば、それに携わる人も、がたい自体が違っていたようですね。

そういえば、私も小さいころ、近所に材木屋さんがあって、よく中に入って遊んでましたが、そこで働いている人の背の高い事。顔も日本人ばなれしていたような。

そんな懐かしさを感じる印象深い絵でした。

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