昨日は川越市美術館へ。
この美術館の外にあるモニュメントのような作品の作者である、彫刻家の金沢健一氏による展示。
音のかけらと音楽のかたち2013
《”層-8枚の板による”120のヴァリエーション》の音楽
ある一定のルールに従ってつくられた、金属の造形物。
その規則的な造形に、同じ規則に基づいた音楽。
扉を開けた途端に、目の前には、えっと思う空間が・・。
単調なように聞こえる音楽にも、作品と同じヴァリエーションがあるのです。
なかなか言葉が出てこない私と違って、専務は、割合数学の話が好きとあって、いくつかの質問をしていました。それがまとを得ていることなのか、そうではないのかが、私にはわからずにハラハラもしましたが・・。
常人には理解できないのでは?という漠然とした疑問にたいして、実は難しいものではないのです、と解説も。
この事について、私はなんとなく現代音楽への近寄りがたさを幾分とりはらわれたような気がしたのです。
川越市立美術館アートホール
11月17日(日)まで (15日は非公開)
16日は音楽家の参加によるパフォーマンスがあります。