昨日のデザイン画。実は先代の友人の画家がデザインしたものです。
先代は若い社員の人たちを爽やかな男たちという意味も込めて「夏ミカン達」と表現していました。そのイメージを伝えてデザインしてもらったものと思われます。
オレンジはともかくとして、グレーを使うところが画家らしいのでしょうか。
ただし、実はこの色はグレーではなく、サンペトロブルーという色。わずかに青みを帯びた薄いグレーなのでした。
どうも、年月がたつにつれ、ディーラーさんからはこの本来の色の指定が、ただ単にグレーというように捉えられてしまったフシがあります。
私の代になってから、ある時、そろそろイメージチェンジをという事を検討した際、最後に本来の色を、ということで、きちんと「サンペトロブルー」と色指定して塗ってもらった所、今度は全然イメージの違うほとんどスカイブルーになってしまいました。色見本というのはあてにならないものなのですね。
社内では「これ色が違うじゃないですか」と不評で、こちらの意図は大外れでした。
殆ど空色になっていて絵画的ではない色になってますね。