B787ではバッテリーの事が報道されていますが、今回のトラブルからはちょっと離れて、再度航空機の事。
鉄道と違って身近でないためにわからないことだらけなのですが、エンジンの数に今回は注目。ただしボーイング位しか機種がよくわからないのですみません。
B747は翼片側に2つずつ両側で計4つのエンジン。B727やB767は尾翼の下に1つついていて特徴的ですが、翼に両側で2つの計3つ。
最近のB777や今回話題になっているB787は翼に1つずつの計2つ。これを双発機というようです。
昔は、双発機には厳しい規定があって、エンジンの1つに異常が発生した場合は60分以内に最寄りの空港に着陸しなければならなかったようです。なので広い洋上飛行自体が出来なかったのですが、その後、エンジンの信頼性があがり、実績に応じて何分以内の数字が伸びるようになり、長い航路も可能になったとのことです。
ただし、国際線においては、よほど辺鄙な空港に着陸しなければならない事も可能性としてはあるわけで、しかもエンジンの交換が必要なんてことになったら、一体いつ再出発できるかわからないなんて映画みたいな事(極端な場合ですよ)も・・
コストを下げなければならない航空会社とエンジン性能の向上させてきたメーカーとすれば、そうもいかないということなのでしょうが、利用者の立場になって考えれば当然、エンジン数は多いほうがいいですね。何しろ停車したままアナウンスがないと苛立つような鉄道とは状況が全く違う乗り物ですからね。いちおう利用者としても知っておくべき内容かとも思います。