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2013年1月6日Daily Archives

年末の全九

小林研一郎氏の九曲のベートーヴェン交響曲。

午後1時に開演。第1番から始まります。なんとなくモーツァルトの雰囲気もする最初の交響曲。そして、格段に曲の規模も大きくなる第2番。9番の冒頭と同じフレーズが印象的です。反響もひときわ大きくなります。

そして私の好きな第3番。2番からなぜこれほどまでに全く違う曲になるものかと思います。色々謎も多い曲です。

今回は第一楽章後半、とくに静かな曲調のところで、コバケンも後ろにのけぞる位に、ものすごく歌い上げる演奏がとても強烈で、3番を聴いて涙が出たのは初めてです。

その3番が終わった時点では、あたかもオペラの終演時のような大反響。それは凄かったです。

それまでに30分の休憩と15分の三枝氏のトークがありますが、第4番が終わってさらに30分の対談と30分の休憩。第5番が始まるのは午後5時半。

短調から長調への壮大な交響曲。ティンパニの響きが印象的です。
そして第6番。めずらしく2楽章が始まる前にチューニングを指示。

ここで長めの1時間半の休憩が入るので、多くの人が外へ出ます。いつもはどうだったか、ホワイエの階段などにも座って食事をとったりしています。長時間のプログラムならではの光景。

第7番は、ここまで振り続けているとは思えない、最後までエネルギッシュなコバケンの指揮に驚愕します。そしてすぐに第8番。聴衆も手がつかれたとは言ってられない拍手。
ここで最後の30分の休憩の前に15分のトーク。舞台では第九の準備でとつぜんバタバタと合唱の台が並んで行きます。

それぞれの曲の前に順に増えていく編成表。人がいっぱいでなかなか近づけません。

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