さて、ゆとり世代の子供にも何と投票券が送られてくる時代になりました。
あの授業のとき、私は先生がなぜ攻めてこないと言えるのか疑問でした。
そしてそれから30年以上経ちましたが、漁船が銃撃されるなどの事件は発生しても、確かに攻めては来ていません。
それは日本には米軍がいるからだということは今は理解ができますが、問題はその先。
このような問題については、そもそも習う機会もなければ、あれこれ考えたりするような環境になかったというのが実際のところではないでしょうか。
現在、日本を取り巻く情勢はかなり複雑になっていて、ごく普通に安易に目に耳に入っていくる情報ではとても判断できるものではありません。
歴史の問題も、つねに複数の立場から考えられるようにならないと本当のことはわからなくなりますね。
私もほんの数年の中で、読んだ本であらためて考え方を改めさせられた事は数多いです。子供にもそのように色々な見地から考えられるようになってほしいと思います。