乗務員さんとの話の中で面白いことを聞きました。
先日、ある乗務員さんが高等学校の演奏会の楽器運搬の担当をしたのですが、その際、待機する時間に演奏を聴くことが出来たそうです。
演奏を聞きながら、とても感動し、特に曲の中でも、ある楽器から別の楽器にメロディーのバトンタッチをした部分に涙してしまったのこと。
演奏会が終わり、楽器の搬出の最中、顧問の先生がいらしたので、その話をしたところ、ちょっと来てくださいと呼ばれて、大勢の生徒さんの前で感想を話してくださいと頼まれたそうです。
さすがに緊張したとのことですが、感じたままに話しをして、最後に「このような仕事ができることは幸せです」と締めくくったとの事でした。
今回この話をした時に、あらためてこの乗務員さんは常日頃、地域で開催されるような演奏会からコンサートまで幅広く、色々なジャンルの音楽や舞台・映画に触れる機会を作っているということを聞きました。
文化度高いですよね。なかなかそうでなくては、突然感想をといわれても、そうそうすぐ言葉に出てこないのではと思います。
感心しきりに嬉しい気分になった話しでした。