さいたま市の川合運輸株式会社です

2012年6月5日Daily Archives

社内報再発見

当時、先代が作成していた社内報も、同じ形でずっと続いていたというよりは、ときどき形を変えて発行していました。表紙に写真が入っていたようなものもあれば、文書だけの新聞形式なものもありました。

有限会社から組織変更して株式会社になったときは、それまでの沿革もおりまぜて、高度成長期の熱気の伝わる内容であったのが印象深いです。

社内報だけではなく、昭和40年代後半かとおもいますが、トラック事業についての問題点をテーマに冊子まで作っていて、だいぶ後になって協会関係の人から、「あの冊子、まだありますか」と問い合わせがあったことがありました。

その他、研修会に使用する資料などがありましたが、私にしてみれば、あたりまえのようにあふれていた書類だったので、機会あるごとにその後、処分したりしたうえで、主だったものだけ残していました。

最近、古い書類を整理していたときに、私の奥さんが昔の社内報やら、研修会の資料などを見つけ、興味深げに「これ何?」と聞いてきたので、簡単に説明しながら、私は別の仕事をしていました。ところが、奥さんはいつまでも、ずいぶんと熱心にその資料などを読んでいました。その後、研修会にゲストとして招いた元校長先生から会社宛てにいただいた文章なども含め、先代が取り組んでいたことを再認識して、今の時代にアレンジしながら生かしていこうよ、という話になったわけです。