さいたま市の川合運輸株式会社です

6月 2012Monthly Archives

石造りの教会

ヨーロッパの教会・・のように見えます、が。
今週の日曜日は早朝から宇都宮にいました。歩いていて突然すごい建物を見つけました。大谷石でできた松ヶ峰カトリック教会です。スイス人建築家、マックス・ヒンデルの設計のロマネスク様式の教会堂です。
JRの宇都宮駅ではなく、東武の宇都宮のすぐ脇になります。
大谷石で有名な地域ですが、こんな立派な建物があるとは知りませんでした。1932年完成となっているので80年になりますが、途中戦災があったりで、その後修復工事などがあったようです。
時間がないため、内部を見れませんでしたが、いずれ。

近くの商店街にて何か設営中・・・このようなときは気になって、じっと見てしまいます。ユニック車での作業中、どのくらいの重量だろう、などと見ていると、走ってこちらへ来る人が・・。怪しまれたかなと思ったら、「これからイベントがありますので、是非来てください!」とさわやかな笑顔。(ごめんなさい、時間がないので)
早朝、宇都宮で、昼には日本橋あたりで、夕方前から浦和で、仕事でないのになんだか随分忙しい休日でした。

フレンチプレス

画像に見えるブルーのフレンチプレス。もともとはこれは紅茶用と思っていましたが、そうではないのです。
一時期、家でもこの方式でコーヒーを飲んでました。ドリップ式に比べて、お湯の温度だけ考慮すれば、味にばらつきがありません。
フレンチプレスはコーヒー碗の底に、ある程度粉がたまります。それが人によって好き嫌いがあるようです。底だけではなく、確かに全体的にも粉っぽい感じもして、より豆のオイル分が感じられます。そのため、良い豆を味わうにはいい方法とも言えるのです。

そのフレンチプレスを使うきっかけになったのがこの店。

昨日の小諸からの帰途、18号線に出たところの交差点が「平原」。あれっ、ということは、すぐに丸山珈琲の小諸店が・・ありました。
眠気が出ないようにここで休憩。ついでに少々仕事の片付けも。

このお店は、確か自動車販売店かなにかだった建物を利用したもので、ひろびろしています。片側ではガラス張りになっていて、焙煎の様子などが見えます。
オープン直後の頃に行って、しばらくぶりですが、お客さんは盛況でした。

信州・小諸

今日は長野・小諸のお客様との打ち合わせ。佐久・小諸方面は久しぶりです。
今回訪問したのは電子部品加工のお客様です。国内のエレクトロニクス関連のメーカーさんはとにかく大変な状況です。リストラに買収の連続で、数年で3回も会社名が変わった工場もあるとのこと。そのような中、こちらの会社では堅実に営業されています。そしてリスクを回避するためにも積極的に分野を拡げておられます。
話の中で、「信州人気質」ということがあったので、後で詳しくお聞きしようと思ってましたが、ばたばたして聞き損ないました。

埼玉にいると、長野県内でもそれぞれのエリアを全く別々に感じてしまいますが、こちらの人の中ではあくまで「信州」というものであるということは以前に聞きました。
道路の整備でようやく交互地域が一定時間で行けるようになったようです。
中部横断自動車道はまだ開通区間はわずかですが、全通時には静岡県の清水までつながるというのですから結構すごいです。

画像は、この地域を通るたびに印象に残る風景。もっと広角でとらないとわからないのですが、ゆるやかな斜面から山に向かっての景色がとても雄大です。

添乗指導二日目

昨日に引き続き、本日も添乗です。
乗務員さんはより経験年数の長い超ベテランです。長年、この乗務員さんのタコグラフチャート(走行時の速度などが記録されたグラフ)を見ていますが、非常に一定の速度を保って運転しているのが特徴の人です。
車間距離や危険予知意識とも問題なし。
さて、いかに安定した運転ぶりでも、やはり油断は禁物です。一般的な傾向として中堅層の乗務員さんが過信からくる油断が原因の事故が起きる傾向があると言われています。

今回は、交差点などでの曲がり角を中心に、ミラーだけでなく、直接目視による確認を意識するようにとのアドバイスです。

写真は昨日のもの。成田空港の貨物地区とターミナルを結ぶ、徒歩用の長い地下通路。何度も通るところですが、いつも誰もいない時間帯。天井の低い通路を一人で延々と歩くのはいつも少々気味の悪いものです。

添乗指導

本日は早朝から成田空港へトラックに添乗です。
当社では、ほぼ毎日、成田空港周辺倉庫への納品、成田空港貨物地区からの貨物の引き取りの便を運行しています。ただし今日の目的は、空港ではなく、運転に関する添乗指導です。
当社では若手でも、経験年数は長い乗務員さんですから、特段大きな問題はありません。唯一、一箇所だけ危険予知に関する項目でアドバイスとなりました。前方の車両が、路地へ左折合図に合わせて、エンジンブレーキで原則まではいいのですが、曲がり始めたところでのアクセルを踏むタイミングが少々早いというもの。曲がり始めた前方の車両が、万が一途中で停止することもありえるからです。

さて、意外だったのは車内での会話。天文の事に興味あるそうで、以前であれば驚くような話が最近は次々に出てくるということから始まり、太陽活動の異変が天候に与える影響だとか、太陽フレアによってデータはどうなるとかの話題が続きました。結構高度な会話ですね。

途中、普段は渋滞しないところで突然、車が進まなくなりました。1時間以上止まったまま。やがてノロノロ進むようになり、やがて事故現場が。敷地内から国道に出たトラックと、軽乗用車の事故で、どうも状況はよくわかりませんが、トラックは自走不能の状況でした。とにかく安全第一。気をつけましょう。

武道館

週末はとつぜん武道館へ。
親戚の子、といってもとてつもなくでかいのですが、全日本学生柔道優勝大会です。到着してすぐ、女子がおわり、男子の開会前で、全員がフロアにずらり。君が代斉唱。柔道を見るのははじめて。武道館もだいぶ久しぶりです。

並んだ学生が、試合開始にあわせて引き上げると、武道館のフロアにはカラフルな畳。六面での同時進行です。昨日は別のイベントがあったため、深夜からの準備作業だったとか。
そういえば、柔道ではないですが、以前、別の武道の試合のマットの運搬の話がありました。競技によって使用する道具もさまざまで、名称や数はわかっても、具体的なサイズや重量がわからないと積載量を算出できず、見積もりを出すまでにその都度いろいろ調べる必要があるのですが、なかなか初めてわかることも多く面白いです。

北の丸公園は昔の江戸城のエリアですから、皇居のお堀も含め、関西からの親戚はその規模の大きさに感心しきり。「きれいわあー、でっかいわあー、大阪城のお堀とぜんぜんちゃうわー、天皇陛下ってどこらへんに住んではんの?」・・・だそうです。・・・

 

クラシックは古くない

埼玉会館での井上道義指揮、N響のコンサート。
フランス出身のオリヴィエ・シャルリエのヴァイオリンで、ベートーヴェンの協奏曲、と田園です。
私は一番好きなヴァイオリン協奏曲はと聞かれれば、ベートーヴェンかブラームスとなります。
部分的にテンポをかなり強調してゆっくりです。ここまでゆっくりは聴いたことがありません。割りとコンパクトにサラッとした場合が多いので、今回はじっくり聞けました。特に2楽章のこのテンポは、3楽章の舞踏調をより浮き出させています。
(演奏時間40分というところ、45分での演奏でした)

井上氏によれば、この埼玉会館の残響の短さ、ヴァイオリニストも「余計なことをしない人」としてベートーヴェンにはぴったりなのだそうです。
ここ数年、ベートーヴェン大好きな私としても、最後のアンコールは、嬉しい選曲でした。井上氏のベートーヴェンへのこだわりが感じられます。

ここでのコンサートには指揮者のプレトークが恒例ですが、その中で、「ベートーヴェンは150年前の人と思っていたら、いつの間にか200年前の人になっちゃった。それだけ年をとったということだが、考えてみると、今100歳の人はたくさんいる。その2倍ならば、そんな昔のことではない。古い曲ではないんだ。」という示唆はとても印象的でした。

「二階席の後ろに広場があるんだけど、鍵がかかっていてでられないんだよ」ともおっしゃってましたが、ここは外部の通路にもなっているので、鍵をかけないとだめなんですよ。

教育談義

税理士の先生の定例の監査日。
何かの話題の折に、ふと先生から「うちの会長とおたくの先代は、教師時代の同僚でもあったんですね。」と言われ、しばしその話になりました。

もともと公認会計士の先生(今の会計事務所の会長さん)と先代は小学校時代の同級生でした。その後、先代は教師になりましたが、その会長さんも当時、教師になり、1年間だけ同じ中学で同僚だったということなのです。
なるほど、ただ小学校の同級生だっただけでは少々縁遠い。教師時代の同僚という間柄で顧問を頼むようになったんだと、再認識。

そこでお互いの共通の感想が、両方の親とも比較的短い教師時代の割には、地元で何かとあとあとまで教え子の人との交流が続いたり、「ああ。あなたは・・先生の息子さんか」という話になったりと、今の感覚で言うと不思議に感じるというもの。

要するに、その時代(戦後まもなくの頃)は、その人の個性を存分に生かした教え方が出来た時代だったんだろうなということだと思うのです。

監査が終わってしばらくの後、別の来客が。まだ若いディーラーの営業の人です。
荷動きの話題のあと、そのかたが突然「先輩に聞いたんですけど、社長のお父さんは元教師だったんですってね。」!
なんだか今日は、その話題の日なのかなということで、しばらく教育談義(かなり自分勝手な内容でしたが)が続きました。

コンサート会場

昨日の演奏会。
都会にいないので平日はちょっとという感じですが、スケジュールの関係でこうなると、出かけるまでは内心ぶつぶつ言いながら落ち着かないのですが、演奏が終わった時には、けろっとして「来て良かった」といつも感動しているのです。
忙しくても生のオーケストラの音を聞く歓びは代えがたいです。
何年か前、同じようにわさわさしながら席について早速コンサート開始。突然聞こえてくる弦楽器の音に、あー。凝り固まった頭の中が細かくマッサージされているような心地よさを感じました。

都心とはいえ繁華街でなければ、コンサートが終わった頃には、店も閉まっていたりでその辺はちょっとさみしいです。
あと、これも今に始まったことではないのですが、クラシックのコンサート会場に若い人がすくないのも大変気になります。
若い人向けに格安なチケットの制度もあるので、ぜひとも若い人にも足を運んで欲しいですね。こんな時代ですから、クラシック音楽がいろいろな形で若い人にも力になると思います。要はその入口の問題なのだと思うのですが。

ミラノ生まれの巨匠ゼッダ指揮、東フィル演奏会

今日の東京フィルハーモニーの定期演奏会。
アルベルト・ゼッダさんの指揮は、とても80才代半ばとは思えない快活・機敏な動きでした。
普段はイタリア・オペラの指揮で活躍するなか、今回はイタリアにちなんだ曲がとりあげられました。
ケルビーニの交響曲など、はじめて聴きましたが、常に先への期待感をいだかせる曲調で気に入りました。

メンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」。
こんなに興奮する曲だったっけ? 第4楽章はもうゼッダさんは飛び上がりながらの指揮に、オーケストラも熱が入って、動いてはいけない抑圧された聴衆(私だけ?)は大興奮です。汗びっしょりになっての拍手もしたりないぐらいでした。そこでなんと第4楽章のアンコール。
さすがイタリア・ミラノ。
今日ばかりは、台風・低気圧のどんよりした都会の中で、ここだけは陽光ぎらぎらでした。