さいたま市の川合運輸株式会社です

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トム・プロジェクト「満月の人よ」

台風が近づく中、新宿・紀伊國屋ホールへ。
今日はトム・プロジェクトのお芝居、「満月の人よ」の千秋楽です。

設定は70年代後半。九州の天狗伝説が伝わる山間の村。天狗の神隠しをテーマに舞台は進みます。

出演は村井國夫・岡本麗・池田成志・川崎初夏。

冒頭から三人で勢いのいい掛け合い。九州の言葉で舞台は盛り上がりますが、あとで聞けば川崎初夏さん以外は、皆、九州出身の人。
作・演出の東健司氏(劇団桟敷童子)も九州出身で、幼少期の風景がこの物語の舞台になっているのです。

出演者の息のあった演技で、少々乱暴な九州言葉でのの言い合いの中に、ほのぼのとした家族愛を感じる、とても楽しく爽やかな舞台でした。

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感動を創る人

今日は都内で打ち合わせ。海外のアーティストを招聘する音楽事務所のお客様です。
来日する海外の楽団の公演輸送を担当させていただくことになりました。

今回は首都圏での公演の後、中部・関西までと長丁場の輸送になります。
そのため、公演スケジュールの確認、長距離運行での休憩・休息時間の配分など、通常の運行計画より綿密な調整が必要になります。

更に、航空便で到着する荷物に関しては通関業者さんとの連絡、その他各ホール施設や宿泊場所などでの荷物の搬入方法の確認など、もれなく正確に把握しなければなりません。
本日の打ち合わせで、天候に左右される公演もあることが判明。当日まで緊張です。

打ち合わせ後の雑談の中で、ステージマネージャーさんの話題に。
今回の数カ所の公演では、お客様が日頃依頼しているマネージャーさんが担当されるとのこと。本当に音楽をこころから好きな人で、音楽・舞台の話になるととにかく熱くなる人なのだとか。そういいながら、その話になると音楽事務所の女性の社長さんもかなり熱く語っておられます。

この世界はそのようなひとがいてこそ成り立っているのだと、つくづく感じ入った次第です。私も内心、結構熱くなってるんですけどね。

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かもめ来るころ 明日発売

トム・プロジェクト プロデュースの舞台 「かもめ来るころ」が明日8月10日10時から発売になります。

出演 高橋長英 斉藤とも子 原作:松下竜一  作・演出/ふたくちつよし
2012年10月10日水曜日~10月11日木曜日 亀戸・カメリアホールにて
10月10日 19時  10月11日 14時・19時
全席指定 一般前売 4,000円 一般当日 4,500円 学生 2,500円 シニア 3,500円

お問い合わせ トム・プロジェクト ホームページ   トム・プロジェクト かもめ来るころ 詳細  その他、ローソンチケット e+(イープラス)にて取扱い

自然を愛し、動物を愛し、常に弱者の目線に立ち、それらを壊すものを嫌い、闘い続けた男、松下竜一と妻・洋子の半生を描く(パンフレットより)

高橋さんと斉藤さんの演技、松下竜一氏の原作にふたくちつよし氏の作・演出と、とても楽しみにしている舞台です。
初演は3年前。評論家、新聞社の評価が非常に高かったようです。

実は宣伝しろなんて言われていないのですが、何しろ岡田プロデューサーのコラムを読んでいて、いつも共感してしまうものですから。
この間もオリンピック報道一色に疑問を呈して、もっと被災地の方々への最善策をと訴えておられました。本当にそのとおりです。

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トム☆トム倶楽部

以前は行きたいと思う演奏会に都度チケットを購入していましたが、数年前から定期会員になっています。楽団によって特典もありますが、1回あたりのチケット代が格段に安いのです。

さて、演劇の方も、やはり数年前からトム☆トム倶楽部の会員になりました。

きっかけはエル・スールという舞台を観たこと。「我が心の博多、そして西鉄ライオンズ」から生まれた舞台です。

このトム☆トム倶楽部の仕組みは、年間1万円の会費で、3回まで観劇でき(年間6回の公演の好きな公演から選べます)、それ以上も15%引きでチケットが購入できます。同伴者のチケットも5%引きなど相当お得なのです。その他にも優先先行予約、バックステージツアーや交流会への参加などの特典もあります。

今年後半も、東憲司氏(劇団桟敷童子)、ふたくちつよし氏、中津留章仁氏(トラッシュマスターズ)の作・演出による舞台に期待です。

ただおかしく笑わせればいいという劇とは一線を画した、いつも熱き岡田潔プロデューサー率いるトム・プロジェクトのお芝居。

いつもは冷静装う私が感激して役者さんに夢中で拍手を送るのは、歳のせいではありませんよ。

トム☆トム倶楽部

トム・プロジェクト

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トム・プロジェクト主催・舞台「骨唄」

昨日、トム・プロジェクト主催の舞台「骨唄」を観ました。

出演は高橋長英さん、ミュージカルで活躍の新妻聖子さん、映画「恋の罪」で話題の冨樫真さん。今回が三度目の公演との事です。

骨咲キ乱レテ風車(かざぐるま)・・・九州の千坊村にあった奇妙な風習。
劇団桟敷童子率いる東憲司さんの作・演出はいつも独特の世界を醸し出します。
開演前の舞台にはすでに、たくさんの白い風車がカサカサと音を立てながら回っています。舞台の一番前に柵のようなものが設置されていて、そこにも風車がたくさん・・・
何が始まるのだろう?
非現実的な雰囲気のなか、ストーリーは現実の世界で進みます。
そしてラストの演出。

何とも言えない感動で終わる舞台です。なんだかこの「骨唄」、風車のひとつはいつの間にか自分にも入り込んでいて、これからも時折カサカサと回り出しそうです・・。

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プロデューサー岡田潔の夢吐き通信

岡田潔著 「わが心の博多、そして西鉄ライオンズ」 舞台「エル・スール」のもとになったエッセイ!新聞各紙の掲載記事がご覧になれます。

 

我が心の博多、そして西鉄ライオンズ

プロ野球は昔から巨人、十数年前から阪神、そして3年前から西鉄ファンの私ですが。
関東の西鉄、いや西武球団が西鉄時代の伝説の名投手・稲尾の背番号24を永久欠番にするとのニュースがありました。
なぜ、今なのか。それままだよくわかりません。

そしてなぜ私が西鉄ファンなのか。

それはこの本を読めばわかります。昭和レトロの真骨頂 岡田潔著「我が心の博多、そして西鉄ライオンズ」

3年前、トムプロジェクト・プロデュースの舞台「エル・スール」というお芝居を見たのがきっかけです。

小さい頃は当然野球好き。友人とも連日野球をし、家では当然テレビ、中継が終わってしまうとラジオで聴き続けました。一人でも常に投球練習(中学以降は文科系ですが)。
でも埼玉育ちでは当時、甲子園や平和台というのはとてつもなく遠いところでした。熱中した野球盤でも、スコアボードに入れるチームの札では、なかなか西鉄や東映の出番はなし。

この本を読んで、知らない世界(野球ですよ)への憧れと、自分の記憶とが混然としながら想いは尽きません。
映画化の構想もあるとか。楽しみです。

母校のお客様

昨日は高校演劇部のお客様から舞台大道具の輸送のご依頼いただきました。
そういえば、こちらの学校は当社の配車責任者の母校。

私も高校の演劇部時代の同級生が先生になって、演劇部の顧問になり、それから依頼されるようになりました。そういえば現役時代はどうしていたかな。確か友人のお父さんの会社の配達用のワゴン車か何かで、大道具を押さえながらぎゅうぎゅう詰めになっていた記憶が。

吹奏楽部になると何しろ人数も多いので、あるとき、ご依頼の電話をいたいているときは知らずに、打ち合わせで顔を合わせたら、昔ときどきご指導いただいていたOBの先輩だったということもありました。

この仕事をさせていただいて楽しい事のひとつです。