さいたま市の川合運輸株式会社です

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映画「マエストロ!」

昨晩は、公開初日の映画「マエストロ!」を観ました。

原作はさそうあきら氏作の漫画なのですね。

映画は、交響曲の冒頭の出だしのシーンからして引き込まれます。

二つの交響曲がテーマとして扱われますが、ひとつはベートーヴェンというのも、ちょうど私にとってもいいです。

後半に、音楽の意義ともいえる言葉が出てきますが、なかなか深い言葉で、音楽のみならず、すべての人の生きる意味に通じるかも。

さて、個人的には今回はエンドクレジットにも注目。お世話になってる人の名前を見つけて、奥さんともども感激しました。

imax201502

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映画「張込み」

昨日は遅れ気味の事務処理を集中。そして今日は、昨年やり残したキャビネット内の書類整理を午前中。

あるていど片付いたので、午後からさいたま芸術劇場に。

今日は音楽ではなく、ハムレットでもなく、彩の国シネマスタジオ。

1958年公開の映画「張込み」(松竹)。

原作は松本清張。

監督・野村芳太郎。名前は出ていませんが、助監督が山田洋次なんだそうです。

脚本・橋本忍、音楽・黛敏郎。出演は大木実・宮口精二ほか。

黒澤の映画でもおなじみの人など、ずいぶん懐かしい人も。

東京の刑事が、強盗殺人の犯人を追って、九州に住んでいる犯人の元恋人の家を張り込む話し。

当時の撮影だけに、地方の情景がとにかく新鮮。途中で、とつぜん空撮がはじまりますが、その田んぼの光景は一瞬はっとするほど。モノクロなのに。

終わり頃になって、ストーリーから、割合最近にドラマで見たなと思い出しました。あとで調べたら昔から何回もドラマ化されていたようです。

ただ、私が見たドラマと違うのは、全体的な雰囲気。

時代にもよるのでしょうが、映像からは何となく明るさを感じますし、さわやかなエンディングなのです。

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専務だけシェイクスピア

なんと今晩は、早めに仕事を終えた専務は、埼玉県の女性経営者の方々と、彩の国芸術劇場で「ジュリアス・シーザー」を観てきたのです。

私ではなく専務。

私も観たかった。

ただ、相当シリアスな内容にかなり圧倒されたのだとか。

シリアスでも行きたかった・・。

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トム・プロジェクト、舞台「淑女のロマンス」

今日は新宿・紀伊國屋ホールで。

トム・プロジェクト20周年記念公演の第5弾。「淑女のロマンス」

一人の男に恋をした三人の女が、ある日、男の部屋でかち合ってしまう・・。

その3名のキャストはキムラ緑子、前田美波里、柴田理恵!!!

お芝居は、全員がトップスピードのまま駆け続けます。なんとも贅沢な。

私は、一体どんなことになるのか、3ヶ月前から戦々恐々でした。

一人の男をめぐってのことですが、男なんぞはこの際、すでに成層圏のはるかかなたに追いやられてしまっているかの如く・・という印象でした。

作/水谷龍二
演出/高瀬久男

sinjuku201409

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大道具の運搬

高校演劇祭の地区大会。

先日のリハーサル前の搬入に引き続き、本日は大道具の搬出です。

事前にすべての大道具類の図面が用意されたり、搬出作業の際に生徒さんがトラックに積込時の動きがきびきびしています。

手渡しする相手に、物の重量がわかるように言葉をかけて引き継いでゆきます。

このあたりは、プロの舞台監督さんなどの指導があるのかも。

不注意による怪我を防止するためですね。やはり皆さんレベルが高い!

butaiimg201409

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風間杜夫のひとり芝居

下北沢・本多劇場に行きました。

風間杜夫のひとり芝居「正義の味方」。

銭湯を舞台に、八十年近くの時空をいったりきたりしながら、日本の抱える陰が、喜劇で展開されます。

戦地を経験した大正生まれの人間味ある主人公ゆえに、正義を振りかざしたところに、若者からの意外な指摘に唖然と。

冒頭から会場内は爆笑の嵐で、歌に落語に、パワーに圧倒された舞台でした。

simokitazawa201406

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春季高校演劇祭

尚美学園大学2000年記念館に行きました。

春季高校演劇祭公演です。

昨日と今日の2日間の開催で、合同を含む8組の公演。

台本も、既製あり、顧問の先生や生徒さんの創作ありと色々です。

今日は時間の関係で一部しか観れませんでしたが、久しぶりに独特の雰囲気を味わいました。

オープニングからして、普通にはしない、恥ずかしがっていたら始まらない世界ですからね。

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大道具の運搬

先週末は、演劇部の顧問の先生からのお電話。

春季高校演劇祭公演のための大道具の運搬です。

M氏の母校ですね。

4月のこの時期。新入生の人も部活動をそろそろ決めている頃でしょうか。

ところで、吹奏楽部も演劇部も、もちろん文化部になりますが、実のところ、体育会系と変わらない、体力勝負であることも共通しているのです。

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トム・プロジェクト20周年

今年はトム・プロジェクトさんは20周年記念公演。

その第一弾は、風間杜夫ひとり芝居です。

2010年の本多劇場での五部作一挙上演。確かに5時間以上にわたる本多劇場の椅子は痛かったけれども、あのエネルギーに、ただただ圧倒されたものでした。

そして間違いなく伝説となる空間に立ち会えたことで大満足だったのですが、すでに新たな伝説が始まりそうです。

ところで私は、そのチラシを見た瞬間に爆笑して即決しました。

風間杜夫一人芝居「正義の味方」

公演 5月27日(火)~6月1日(日)下北沢・本多劇場
3月28日発売
チケットぴあ、ローソンチケット、eプラス他

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昨年、読売新聞紙面で、「演劇界のキーマンであるトム・プロジェクトの岡田プロデューサーが何に注目しているかがヒント」とありましたが、まさに今年度のラインアップはすごいんです。

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宮本亜門氏の「魔笛」

自動録画されていた番組のなかで、宮本亜門氏がミュージシャンと対談していました。

後半になって、とても印象深いシーン。簡単なドキュメントでしたが、宮本亜門氏が、ウィーンでモーツァルトのオペラ「魔笛」の演出に取り組んだ時の様子が紹介されていました。

日本人がウィーンで、「魔笛」の演出をするということに、尋常ではないプレッシャーがあったようです。

「魔笛」は日本人が思っている以上に、ウィーンの人の中ではバイブルのような存在なのだと。

舞台での演出は、ゲームの中の世界に入っていくというもので、とても奇抜。

その中に、原爆や津波を表現した映像のシーンがあり、人間が乗り越えるべきテーマとして扱われていました。

日本人ならではの発想ということになりますが、おぼろげながらに、「魔笛」の意義に少し違った角度から光が当てられたのではないかとも思いました。少し前の録画を、たまたま見たのが昨晩でした。

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