さいたま市の川合運輸株式会社です

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加藤みや子ダンススペース 帰点-KITEN-[改訂再演]

彩の国さいたま芸術劇場へ。

2年前の金沢健一氏とのコラボによる上演の再演。劇場が変わり、馬蹄形の客席からでは、またずいぶんと印象が変わるものです。

そして今回は、マリオネットも登場。

普段聴く音楽ではなく、お芝居でもない舞台。どちらかというと、絵画を鑑賞する感じに近い。

叫び声の音の波動、金属の振動からの音の波動、身体の動きからの波動・・・世界はどこかで繋がり、何かにつながっているのを感じます。

標題の帰点は、子供の頃の原風景を描き、それを言葉に出して、匂いや音の記憶を踊ることからスタートしたと。

たとえば、自分だったら、(踊れないけどね)どうなるだろうと、頭をよぎったり。

kiten2022-202203

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清々しいのは何故

紀伊国屋ホールへ。トム・プロジェクトのお芝居を観ました。

舞台は昭和24年の休業中の銭湯。

それぞれ失った物、弱みを抱えて集まってしまった五人のドラマ。

ただ生きていくのが精一杯の日常の中で・・・

ああ、目の前で「人間」が生きているなあと・・・

実はめずらしく、今回はキャストばかりに目がいっててタイトルをわすれていた。

終演後、あらためてみたら「にんげん日記」。

作・演出 東憲司。キャストは、小野武彦、高橋長英、村井國夫、大手忍、賀来千香子。

さすがの名優陣、珠玉の舞台でした。

とにかく清々しさを感じたひととき。

kinokuniya202110

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帰ってきたカラオケマン

今日は東京芸術劇場シアターウエストへ。

トム・プロジェクトのお芝居、風間杜夫ひとり芝居「帰ってきたカラオケマン」。

11年ぶりに帰ってきました!と始まりましたが、あの伝説的な、5時間以上、本多劇場の椅子に耐えて観た、五部作一挙上演から確かに11年・・・

主人公の牛山明が、だんだん天使にも思えてくる。

俵星玄蕃も聴けたし、大満足で、やっぱりライブ、という舞台でしたが、最後の一曲。

隣の専務が泣いてるんで、お約束にしては、普段と様子が・・・

だから感想は専務におまかせ。

・・・・・・

この環境下で、私達は傷ついているだと。あれこれ、理不尽であっても、言われるがままに、淡々とこなして生きているけれど。

上に立つ人がもっと、気づいてくれればいいけれど、でも、まずは自分自身が、傷ついていることに気づくべきだと。

今日の舞台の最後の歌と、風間さんが挨拶であげた声は、それによりそうメッセージだった。

拍手は、温かく人を包み、芸術は、心の糧になるのだ!!

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トム・プロジェクト「狸の里帰り」

東京芸術劇場シアターウエストに行きました。

前回の題名と同じく「狸」が出てきて、あれっと思いましたが、作・演出の田村孝裕のシリーズなのですね。

テーマは介護。前回は在宅でしたが、今回の舞台はシェアハウスのホスピス。

重い問題に、直球勝負のシナリオ。そして柴田理恵と岡本麗が、ばっちり現代の世相をぶった斬ってます。頼もしいね。

そして現在の私達の状況は、実に病的であることを、つくづく認識されられる内容。

後半の意表を突く展開に、後ろの座席のほうでは、驚いたリアクション。生の舞台と観客の関係ならではです。

キャストは他に、カゴシマジロー、フラメンコダンサーのグラシアス小林、辻井彰太、森川由樹。

ikebukurotgtw202105

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トム・プロジェクト「たぬきと狸とタヌキ」

両国のシアターカイへ。

タイトルが、狸が、ひらがなと漢字とカタカナで並んでいるので、一体どんな内容だろうと。

舞台は現在、というより、マスクに消毒スプレーに検温と、まさに今。

目の前で繰り広げられているドラマは、実に深刻で、闇すら感じるもの。

それが、意表を突く展開と、童話風にすすむナレーションもあって、コミカルに進みます。

現実を見ながら、逆に今の現実を俯瞰して重さを忘れるような、楽しいお芝居でした。

作演出・田村孝裕。 キャストは、榊原郁恵・岡本麗・小林美江・カゴシマジロー・生津徹。

ryougoku202103

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モンテンルパ

東京芸術劇場シアターウエストへ。

手を消毒して、チケット半券も自分でもぎる。連絡先も記入。客席は一席おきで、舞台とも距離をとる、といった今仕様。

歌手の渡辺はま子と、フィリピンの刑務所に死刑囚として収監されていた元日本兵、政府の命で教誨師として派遣されていた、僧侶の加賀尾秀忍のお話。

演出が切れ目なく進むのが面白く、音楽が奇跡的なストーリーを展開させていくのが印象的です。

いつもながら知らなかった歴史の話に、戦後は終わっていないんだという思いで少々心中複雑です。

出演は、大和田獏・島田歌穂 ほか 作、演出 シライケイタ

ikebukuro202101

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こころの砦

昨年末のお芝居の役者さんから、はがきをいただきました。

千秋楽から二週間過ぎて、ようやく一安心という気持ちとの事。

このような状況下で、とにかく大変なことと・・・

早く、落ち着いた世の中になればと思います。

hagaki202101

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久々に心が満たされた

すみだパークシアター倉に。

今年の2月以来、10ヶ月ぶりのお芝居です。

定員の半分で、かつ換気を強くするので暖かくして、とのことで厚着しましたが、暖房の風なので問題なし。

今年の夏に大いに問題になった、筑後川のダム建設が題材。使われたベートーヴェンの音楽によく似合う、重いお話し。

この件は、また別途に・・・

それにしても、ひさびさの鑑賞。なんともいえない心の充足感。

やはり芸術を大いに欲している。

sumidapark202012

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絵画的・・

ゴッド・ファーザーの話題になったついでに・・

PART2まで観たので、昨晩はPART3を。

本来は、3というより後日談だったようですが。

中身はより生々しい話になって、なんとも・・ですが、終盤は、舞台を使って演劇的に。

マイケルの絶叫のシーンは、絵画そのもの。

エンディングの構図も、実に絵画的。

3で最後ともわかったうえで観るからかな。

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20年ぶりに観た

映画を、それも久々に映画館で、それも20年ぶり位に、なんと「もののけ姫」。

ビデオも制作ドキュメントも、繰り返し何度も観ましたが、映画館ではなかったので、いずれ機会があればと、ずっと思ってましたが、ようやく。

実によく出来た映画ですね。全編、音楽もあらためて。

もともと、たたら製鉄とか、興味津々だし、木の精霊とかも。

さて、感想は、その時その時の、観る側の気持ちですね。

当初の「生きろ」のコピーどおり、おトキさんの「生きてりゃなんとかなる!」が一番、印象強かった。

cinema202006

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